今回は、30年以上もたくさんの子ども達に愛され、読み継がれている
「こぐまちゃん えほん シリーズ」の中からご紹介します。
しろくまちゃんのほっとけーき
わかやま けん/作・絵 こぐま社 1972年 800円+税
わたしほっとけーきをつくるのよ。
しろくまちゃんが、おかあさんと一緒にほっとけーきをつくります。
ふらいぱんに、ほっとけーきのたねを、ぽたあんとのせてから、どろどろ ぴちぴちぴち
ぷつぷつ やけたかな まあだまだ
しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ はい できあがり!
こどもは、このページが大好きです!
リズミカルな擬態語が大好き!
こどもには、発音がちょっと難しいと思いますが、
何度も読んでいるうちに、覚えてしまいます。一緒に声を合わせて、どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ やけたかな まあだまだ しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ はい できあがり!
ここまで大きな声で読み終えると、まるでほっとけーきを本当に自分で焼きあげたかのような、達成感にあふれた笑顔になります。
言葉を話し始めたばかりの2歳の娘と一緒にこの絵本を読みながら、いつかこんなふうに二人で本物のほっとけーきを作りたいなと夢みていた日を思い出します。最近では、一人で上手にホットケーキを作ってくれるようになった娘。
きちんとぷつぷつしているのを確認してから、しゅっ ぺたんと上手にホットケーキをひっくり返しています
追)
久しぶりにこの絵本を開いて、こぐまちゃんとママの耳が、たまごみたいだねと笑い合っていたのを思い出しました。