夏休み真っただ中ですね。
子供達にとって、プールや花火、夏祭りと楽しいことがたくさんですね。
今回は、夏におすすめの一冊をご紹介します。
10ぴきのかえるのなつまつり
間所ひさこ/作・中川道子/絵
PHP研究所 1988年 1,173円(税込)
ひょうたんぬまに住むカエルの兄弟は、おたまじゃくしの時にいたずらっこに捕まえられて、ある家の庭に連れて来られました。成長してカエルになってから、みんなで森の沼に逃げて帰ってきたのです。ふるさとに戻ったカエル達は、もうすぐ沼の夏祭りがあることを知ります。夏祭りにはどじょうじいさんが演奏する水太鼓がなくては盛り上がらないと、沼のみんなは困っています。実はどじょうじいさんもいたずらっ子に捕まえられて、カエルの兄弟が逃げ出してきたあの家の庭にいたのです。カエルの兄弟は、みんなで力を合わせてどじょうじいさんを助けだそうと、ひょうたんぬまを出発します。さあカエルの兄弟は、無事にどじょうじいさんを助け出せるでしょうか。
そして、沼の夏祭りはどうなるのでしょうか。
カエル達の冒険に、子供はハラハラ・ドキドキ。
最後の夏祭りのページは、涼しげで楽しげで、ワクワクします。
「綿菓子が食べたい!かき氷も食べたいね!」と夏祭りに思いを馳せて、話が弾みますよ。夏祭りに行く計画のある方は、ぜひその前に読んでみて下さい。